SONY ラジオの修理と部品あれこれ
出張用に気に入っている 1 台 SONY ICF-SW100S ですが、
出張に持ち出し、ホテルで聴く関係で、
蓋の Display / Speaker 部を開けたり閉めたりする頻度は高くなります。
開け閉めするヒンジ内のリボン・ケーブルは、
SONY ICF-SW100S の一番弱い壊れやすい部分らしいです。
以前に別のブログで公開した交換用の⇩ 正規部品を持っています。
それだけでは安心できずに英国から、
正規部品ではありませんが、対策品のケーブルを注文しました。
こんなに予備部品を集める理由は SONY ICF-SW100S を 2 台持っているからです。
⇩ 白い 2 本のケーブルが対策品です。
⇧ 真ん中がネット上で公開された切れたケーブルです。
英国から仕入れですが、正規の交換部品 ( たぶん希少品 ) か、
この代替ケーブル無くして修理は出来ないらしいです。
しかしまだまだ安心できません、実はこのラジオの弱点はもう一か所あるようです。
電池ケースの蓋、このスプリング付きプラスチックの蓋が壊れるようです。
電池は単 3 を 2 個ですが、奥にマイナス極のスプリングがあるのですが、
このスプリングの反発が異常に強く、無理やり電池蓋を閉めようとすると、
蓋のプラスチック部分に負荷がかかると思われます。
⇧ この小さな爪が折れるらしい。⇧
対策として電池駆動ではなく AC アダプター駆動がいいのか?
こんなコンパクトなラジオで AC アダプターで使うのは違和感があります。
この専用 AC アダプターは本体よりはるかにデカいし重いです。
厚みもありイメージとしてラジオ本体の 5 倍の大きさです。
とても出張で持ち歩く大きさではありません。
逆の見方をすると、かなりしっかりしたトランス式専用電源であると思います。
電池蓋保護の一番の対策は電池のマイナス側のスプリングを、
比較的弱いバネに替えると良いと思われます。
SONY ICF-SW100S は、
同期検波 SYNC AM の性能も良く、USB / LSB も切り替えられて、
上蓋を閉めてもいい音で FM を楽しめるだけに、悩みは尽きません。
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次に ICF-SW100S の後に発売された SONY ICF-SW07 についてです。
こちらの ⇩ 電池ケースは、改善・改良されているものの、
アンテナ取り付けネジのプラスチック ⇩ 部分が弱くグラグラになりました。
アンテナを固定しているネジの部分、筐体が薄くて強度が弱いです。
応急処置として大きめの金属製 ⇩ ワッシャーで筐体を補強してみた。
これでアンテナを展張したときのグラグラが大幅に改善されました。
好きなものは完全な状態で、手元に置いておきたいものです。
返信削除骨董屋にも似た趣味ならなおさら、二度と手に入らない部品だからこそ見つけたら速攻入手、何時でもメンテナンスできるスペアパーツ取り揃える、ラジオを愛するがゆえですよね。
SW-100Sの電池蓋私も2回リメークしてみましたが、部品が小さく完全には修復できませんでした。蓋の爪部もですが本体の爪が入るポケットの壁も薄く、その部分がちぎれる現象は蓋は破損よりも破損の頻度高いと思います。
※奥のマイナス端子バネの圧力を受けている部分ですので、径の大きなEneloopなど使うと電池が途中で引っかかり抵抗が増すので、蓋への抵抗も増え破損に繋がることも懸念されます。
電池ソムリエのVicさん、外部電源にACアダプタではなくDC供給させては如何でしょうか。電池二本のユニットならコンパクトですし、また複数本並列にしてラジオ台にする手もあるかと思います。
いずれにしても延命させる心がけ、素晴らしいです。
電波竿さん、こんにちは。
削除ICF-SW100S の電池ケースの蓋の修復は見た感じ代替の物は無さそうです。
金属加工できるなら同等品を自ら作るなんてやってみたいものですが、無理そうです。
一番の方法は壊れる前に電池受けのスプリングを弱いものに変えるのがいいかと思っています。
DC 供給はいいですね。
この案、採用って言いたいんですけど、
この SONY 独特の小さな 3 V プラグって見つからないんですよね~
プラグが見つかれば早速電池駆動に挑戦しましょう。
それから 記事最後に書いた ICF-SW07 のアンテナのグラグラ対策ですが、
何とか金属のナットで絞めて普通に使えるようになりました。
画像は記事の最後に追加しました。